万国津梁館

沖縄に住んでいたころ、観光で訪れてきた知人を必ず案内していた場所がありました。
名護市に位置する万国津梁館。
2000年に九州・沖縄サミット首脳会合が行われた場所です。

沖縄で人気のリゾートホテル『ブセナテラス』から徒歩で行くことができます。
ツアーなどでは必ずバスガイドさんがエピソードとして話題にするものの、実際に行程に組み込まれることはなく、敷地の中に入ることもなかったと記憶しています。
私個人としてはお気に入りの場所なので、時々足を運んでいました。

あまり目立たないけど、海がとても綺麗に見える場所に、沖縄サミットに尽力された小渕元総理の銅像があります。

サミット会場となった部屋は全面ガラス張りで、そこから見える海の景色は息を飲むほど美しく、その素晴らしい眺望と空間を独り占めした気分になるほど、人が少なくてゆったりと見学することができます。
※たまたまかもしれないけど、私が訪れた時は毎回そうでした。

建物全体は隅々まで綺麗に清掃され、手入れが行き届いていて、世界中から取り寄せた様々な建築素材が贅沢に使われているそうです。
さらに、琉球瓦や琉球石灰岩、月桃紙など、沖縄ならではの天然素材もふんだんに使われています。

あ、そうそう。当時、添乗員の仕事で立ち寄った琉球ガラスのお店のご主人から、サミット開催の折に使用されたという琉球ガラスの大皿をいただいたことがあって、今でも大事にしています。^

なかなかの穴場の観光スポットです。






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